消防学校卒業を迎える消防士たちへ伝えておきたいこと

LIFE

みなさん、こんにちは。

いつも読んでいただきありがとうございます。

今回は、4月に入校してもうまもなく消防学校を卒業する予定の方に向けたメッセージです。

新型コロナの影響により視察研修などができない学校もあるのではないでしょうか?

あと、もう少しの学校生活を大切に過ごしていきましょうね。

 

それでは、今回の内容です。

 

消防学校卒業前に準備しておくこと

東京消防庁の消防学校卒業式

消防学校生活も残りわずかとなり、1ヶ月を切っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

このわずかの間ですが、準備できることがありますので

しっかりと備えておきましょう。

 

まずは個人装備を整えておきましょう。

個人装備がある程度、支給または貸与されているはずですが

基本的にどこの所属も最低限です。

ですから、必要に応じて自分で購入して揃えていく必要があります。

仕事道具なのだから、所属に買ってもらいたいという気持ちがある方もいらっしゃると思いますが

そこは、自己投資と思って購入してください。

 

自己投資をすることによるメリットはたくさんあります。

まず、自分に適した道具を揃えることができます。

そして、その道具を大切に扱います。

もちろん支給品や貸与品も丁寧に扱うことが大切ですが

自分で購入したものと支給されたものでは大きく異なります。

手入れもするため、愛着も湧いてきます。

ゴーグルなどは支給されたものよりも性能が良いものも多くあります。

曇るゴーグルは活動障害となってストレスになりがちです。

私自身はゴーグルが最も自己投資して良かったと言える物でした。

ゴーグルは、KABUTO もしくは SWANSをお勧めします。

少し高いですが、本当にオススメします。

ここでケチるともったいないですよ。

KABUTO 購入は、FSjapan

 

あとは、革手袋。

消防学校の訓練の中で、ボロボロになっていませんか?

自分の手を守る大切な手袋です。

穴が開いている、擦れて薄くなっているなど

目に見えて損傷しているものや、臭いがひどくなっているものは廃棄して

新品を用意しておいてくださいね。

体力については、そのまま継続して努力していきましょう。

正直なところ、走ることなど持久力については所属に帰っても十分にやっていける

体力が身についています。

筋力の差でマウントをとる先輩もいますが

笑って過ごしましょうw

 

消防学校を卒業して、どういったことから始めるのか?

消防学校期間中に1度所属に戻り、研修を受けたところがあるのではないでしょうか?

所属にもよりますが、基本的に初任科生のために組まれた教育プログラムであることが多いです。

そのため、実際の業務とは違っていることもあります。

まず、どこの所属でも雑用と呼ばれる仕事があります。

文書の準備、食事の準備、風呂の準備、掃除、朝の準備などなど

基本的に準備、掃除、手入れなどが多くを占めます。

ここで、なぜ自分がしなくてはならないのか?

ということは考えずに、真面目に取り組んでください。

とにかく3ヶ月ほどはその動きが習慣づくまでしっかりと取り組むべきです。

いつの間にか、楽にこなせるようになります。

消防の仕事のどこに結びつくのか?

よくわからないかもしれませんが

消防の仕事とは、チームでの仕事です。

ですから、まずはそのチームがよりよく仕事を遂行するためのサポート役として

日々を過ごしてもらいたいです。

 

そのサポートをする上で、様々な仕事がよく見えてくるようになります。

この仕事にはどの準備が必要なのか?効率よくするには?

こういったことは災害活動でも生かされます。

様々なところに目を向けることができます。

危険が目についたり、安全に活動するための場所であったり

自然と身につきます。

 

もし、その中でわからないことや不安になったら

年齢が近い先輩を見て、ついて行ってください。

先輩は要領よくこなしているはずです。

良いところはマネをして、この雑用を楽にこなしていけるよう習慣化していきましょう。

雑用でも高いクオリティを求めましょう。

消防学校を卒業してから、理想と現実のギャップを感じたら

このギャップというのは、自分が憧れていた職業では特に感じやすいかもしれません。

消防士は、常に訓練、体力錬成、災害現場活動だけではなく

業務のほとんどがデスクワークなところもあります。

ですから、思っていたのと違うなど

少しがっかりすることもあるかもしれません。

もちろん、消防士として災害に向けた準備、訓練というのが最優先ですので

その気持ちは忘れないでください。

デスクワークといっても、予防関係、報告書ですから

現場でも役立てられる内容です。

予防関係であれば、消防用設備のこと

報告書では、自分の小隊以外の活動を知ることができます。

いずれは、その予防関係も報告書も作成することになるので

きちんと読んで、自分で理解し落とし込んでおきましょう。

苦手なデスクワークでも自分の憧れであった職業に就けたからこそ

そういった仕事にも一生懸命に取り組めるのではないでしょうか?

 

ハラスメントについて

ハラスメントについてですが

残念なことに消防の職場では、現在も無くなっているとは言い難いです。

実際にハラスメントによる傷害事件や自殺、懲戒処分等も出ています。

では、どういった人がハラスメントをしやすいのか?

正直に言いますと、ハラスメント行為をするのは

大半が40代からの方ですね。

現在の30代、20代後半のほとんどの方はハラスメントを受けてきて

それを反面教師として後輩に対して、同じようなことをしません。

ですが、ハラスメントをする方は

ハラスメントという認識がなく

「教育だ。お前のために。ノリだよ。」

など、重く感じておりません。

 

以前よりはハラスメントに対する認識は上がっているかもしれませんが

それでも、まだまだかと。

時代は令和なんですけどね。

まだまだ昭和の人がいます。

相談する場所として、消防本部内部の総務課はおすすめしません。

内部でもみ消す、相談した職員、告発した職員が不利益を被る可能性があります。

なるべく、外部(市役所本庁の総務部のハラスメント相談窓口)に相談してください。

そうでなければ、解決できないと考えて良いかもしれません。

それだけ、消防内部のハラスメント対策は甘いのです。

総務省消防庁でも相談窓口を設けています。

訓練中であっても暴力はいけません。

指導であっても罵声や怒号は普通ではありません。

飲み会に参加しないからと言って職場で仲間外れにされるのは違います。

 

周りに相談できる方がいないのであれば

私で良ければ、相談に乗ります。

もし、ハラスメントを受けて辛い時は、自分を大切にしてください。

そのために休んでも良いのです。

もう少し、風通しの良くなると良いのですが。

少し暗くなるような話ですが

全ての職場がそういうわけではありませんので

安心してくださいね。

ただ、少し身構えておくだけでも違うと考えたので

取り上げさせていただきました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

消防学校の卒業を控えた方達の少しでもお役に立てたら嬉しいです。

消防学校卒業はゴールではなく、スタートです。

常に、災害は変化していき

私たちの想定を遥かに超えて襲ってきます。

しっかりと対応できる消防士となるためにも

日々勉強していきましょう。

私もサポートしていきます!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

記事の内容がよかったら、同僚や友人に紹介していただけますと励みになります。

質問やわかりにくいことがあれば遠慮なくコメント欄に書き込んでください。

ありがとうございました。

 

総務省消防庁のハラスメントに関するホームページ
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/harassment/harassment001.html

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