いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は
非常食って何をどれくらい用意したらいいの?
非常食用意しなくても自治体が準備してるでしょ?
オススメの非常食ってあるの?
と、一般の方向けに災害時の非常食について解説する記事です。
- 緊急消防援助隊として災害地に派遣
- 災害ボランティアとして現地で活動
この時に非常食で1週間過ごした経験をもとに解説しておりますので、どうぞ最後まで読んでいってください。
っと、その前に私のプロフィールです!
kouと申します。10年以上消防士として勤務していました。
詳細が気になる方はこちらを確認してください。
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それでは、まいりましょう!
非常食オススメリスト5選

結論からいうと、こちらがオススメの非常食リストです。
- 水 (1人1日3L )
- 食事 (1人1日3食)
- おやつ
- サプリ
- ミルク
意外に少ない?と感じた方もいるのではないでしょうか?
ここから深堀りしていきますね。
水

水は生命の維持に超重要なモノです。
災害後、最も不足します。
では、どのくらい準備しておけばよいのか?
備蓄量の目安は
1日1人あたり3Lです。
家族がいらっしゃる方は、人数に応じた備蓄量が必要となります。
家族5人ですと、3L × 3日 × 5人 =45L
ものすごい量になりますね。
でも、それだけ必要な備蓄量となります。
通常のペットボトルの水を備蓄することも良いですが、長期保存できるこちらの水がオススメです。
こちらのお水は7年という長い期間保存できることができます。
また、長期保存ができる飲用水でも一度フタを開けてしまった場合は細菌が増殖するのでその日中に飲み切る必要があります。
2Lをその日中に飲み切ることは、難しいですし避難生活を考えるともったいないですよね。
そういったことを解決する良い方法としては、2Lタイプと500mlタイプ両方を備蓄することをおすすめします。
こちらのように500mlサイズの長期保存水もあります。
食事用として2L、水分補給用として500ml
といった使い分けがベストです!
食事

避難生活において、食事は癒やし、心の支えです。
もちろん、地方自治体も備蓄してはいますが最低限です。
お米、乾パンなど支援がくるまでの期間を乗り切るだけの種類と量ぐらいです。
なので、避難所で温かくて美味しい食事をあまり期待してはいけません。
ですが、非常食でも温かくて美味しく食べられるものが最近では販売されているので自分たちで用意しておくことはできますね!
こちらは、「レスキューフーズ」という非常食です。

このときは、朝食として(五目ご飯、鶏肉うま煮、味噌汁)を食べました。
温めるための道具も揃っているので、温かくて美味しくいただきました。
食事だけでも、温かいものを食べられると心は落ち着くものです。
災害の救援物資が行き届くまでに約3日間はかかるとされています。
その間を生き延びるために1食分の非常食がセットになっている、こちらの「レスキューフーズ」を購入し用意しておけば安心ですね!
そのほか、非常食も無添加にこだわりたい方は、こちらもオススメです。

\無添加にこだわった 防災食セット/
おやつ

食事は避難生活の中での癒やしと説明しましたが、おやつも重要です。
とくにお子さんがいらっしゃる方、こどもにとってのおやつは食事の一部です。
避難生活で子供向けの食事は用意されていないのでおやつは用意しておく必要があります。
子供をもつ親としては、お子さんが避難生活で泣かれるとツラいですよね。
少しでもお子さんの不安を解消するのにおやつはとても有効ですよ。
こちらの非常食お菓子セットはお子さんに人気のお菓子が入っており、大人向けのカロリーメイトやようかんなども入っているので1つ買って保管しておけば十分な量ですね。
ミルク

災害が発生した時でも赤ちゃんは関係なくお腹が空き、母乳やミルクを欲しがり泣いてしまいます。
ただ、大きな災害が発生し被害が大きくなった時はお湯を沸かしミルクを用意することは難しいです。
お母さんによっては、災害が起きることで強いストレスを受けてしまい母乳が出なくなってしまうこともあります。
そんな時に、お湯を沸かさずともすぐに飲むことができる液体ミルクを備蓄しておきましょう。
こちらであれば常温でも飲むことができ、また専用の乳首をつけることによって哺乳瓶を用意する必要もありません。
災害時には、哺乳瓶を消毒することもできません。
そういったときのために使い捨ての哺乳瓶もありますのであわせて用意しておきましょう!
災害発生が落ち着き、避難生活が始まった際には計量する必要のない固形ミルクがオススメです。
ミルクの粉が舞うこともなく、ミルクの用意もカンタンです。
サプリメント

避難生活が長くなり、非常食ばかりを食べていると体調が優れなくなってきます。
原因として栄養が偏ってくるためです。
私自身も1週間非常食を食べて災害地にて活動していましたが、活動の終わりに近づくにつれて体調が悪くなっていることに気づきました。
特に便通が悪くなりました。
野菜や果物などを摂ることなく、インスタント食品ばかりを食べていたことが原因でした。
こういった避難生活の健康問題を解決するためのアイテムがサプリメントです。
最近では、グミタイプのサプリメントも販売されているのでこちらが特にオススメです。
貴重な水を使わずとも、食べて栄養を摂取できるのは大きいですね。
腸内環境を整えるのに重要な乳酸菌のサプリメントもあわせて準備しておくとよいでしょう。
最後に、栄養の偏りを抑えるための食事(サプリメント)として
プロテインの備えをおすすめします!

ここまで、非常食の紹介をしてきましたが、ほとんどが「炭水化物」です。
ご飯やパンなどの炭水化物ばかりでは、どうしても栄養が偏ってしまいます。
そこで、長期保管もできてカンタンにタンパク質を補給することができる「プロテイン」の備蓄をおすすめします。
1つ購入しておけば、2年近く保管できますよ!
\高品質、最高に美味しいプロテイン/
元消防士が教えるオススメの非常食リスト まとめ

いかがだったでしょうか?
最後にまとめです。
オススメの非常食リストは
- 水
- 食事
- おやつ
- ミルク
- サプリメント
でした。
今回紹介した非常食リストを用意していますか?
非常食というのは、災害が起こったりしない限りその必要性に気づくことはありません。
いざ、災害が起こったときにはスーパーに人が押し寄せて買いたいものが買えない。
という状況は容易に想像できます。
そういったとき、非常食を用意しておけば慌てることもありません。
ゆっくりとこの記事を読むことができる今だからこそ、非常食を買い揃えておきませんか?
あなたやあなたの家族の命を守るためにも。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
記事の内容が良ければ紹介していただけると励みになります。
わからないところや質問等ございましたら、遠慮なくコメント欄にどうぞ。
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