(不要?)消防士の有料研修

消防

みなさん、こんにちは。こんばんは。

今回は、研修についてお話ししたいと思います。

突然ですが、みなさん研修を受けてますか?

公費で受ける方もいますし、自費で受ける方もいますが全く研修を受けたことがないという人もおられるかと思います。

私自身も消防士になりたての頃は、自費で研修や資格取得なんてありえないと考えておりました。

ですが、「研修を受けなければダメだ。」というターニングポイントがありそこで考えを改めることになりました。

それは、救助訓練です。とはいっても、救助指導会(いわゆる救助大会のための訓練)ではなく、現場訓練ですね。

その訓練想定は日常生活で起こりうる想定なのですが当時の私には難しいものでした。

写真は訓練イメージです。

それまでの訓練というのは、単純な訓練(要救助者の吊り上げ、下ろし)であったので特に問題なくこなすことができていました。

しかし、ある上司の下で救助想定訓練を行っていたところ、ほとんど救助できないという状態になってしまいました。

それも、私だけでなく周りの隊員たち全員です。

自分自身が救助に対してどれだけ傲慢で怠惰で何もわかっていないという事実を突きつけられたような感じでした。

それぞれがそれなりに努力してきたと自負していましたが、その自信もボロボロに打ち砕かれました。

そこで、じゃあどうしたらこの状況を解決、打破できるのだろうと考えた結果が「救助研修を受けてみてはどうだろうか?」ということでした。

消防組織の内部に救助に詳しい上司もいるけれど、なんか曖昧であったり、しっかりと根拠に基づいて教えてもらえない。

そんな状況からでた私自信の答えでした。

・ここで伝えたいこと

基本的な訓練は、もちろん大事。おろそかにしてはならない。

とはいえ、そればかりに固執するのも良くない。慣れやモチベーションダウンにつながるから。

基本的な訓練に取り組みつつ、応用的な訓練(現場想定訓練)を取り入れていく。実際の事案でも良いし。海外の事案も最適。

小隊長や指導的立場の人間ならば、部下に少し背伸びさせるくらいの想定が好ましい。危機感を持たせるため。

広い視野を持つ。所属する組織だけで比較しない。井の中の蛙にならないよう心がける。

では、どういった研修を受けるとよいのか。有名な団体と優良な講習を紹介いたします。ご存知の方、聞いたことのある方も多いと思います。

ロープレスキューを中心に紹介します。その他は後日解説いたします。

RESCUE3 (レスキュー3)

この団体は主に、ロープレスキューとスイフトウォーターレスキューを教えてくださるところです。

アメリカでこの団体に認定を受けたインストラクターが講習を行っています。

私自身、受講したことがあるものはTRRT(テクニカルロープレスキューテクニシャン)とSRT1(スイフトウォーターレスキューテクニシャン)です。

このロープレスキューとスイフトウォーターレスキュー、結びつきが分かりにくいかと思います。

実は、スイフトウォーター(急流)において安全に活動、救助を行うためにロープレスキューを学ぶのですね。いつ使うの?と思われるでしょうが、川の両岸にロープを展張したり、川に入水するまでにロープ降下しなければならない場所があるので必然と必要になってくるわけです。

ですので、受講する順序でいけば

TRR-T → SRT1 → SRT2  という流れで受講すると理解度が深まります。

もちろん、TRR-Tを受講しなければSRTを受講できないわけではありませんので安心してください。

TRR-Tは、主に12.5mmの編みロープとNFPA規格の資機材をメインで使用した講習です。3日間の講習で座学から実技までを行います。

受講前には、しっかりとロープレスキューについて勉強して受講することをオススメいたします。講習内容はやや難易度が高いので予習しておけば、理解度が格段に変わると思います。

レスキュージャパンホームページ https://www.rescue-japan.com

officeR2

この講習団体は、大西さんという方がおひとりで、日本全国出張講習を行っております。

主に、11mm編みロープとEN規格の資機材を使用した講習となっており、消防の内部事情にも詳しいため、私たちに寄り添った救助現場を意識している講習になっています。

講習内容はレベル1〜4と受講者の希望に応じたワークショップ等が基本的な講習となっています。

こちらはレベル1から受講することを必須としているみたいです。

レベル1(ロープ高所作業、墜落制止用器具、安全管理等)

レベル2(引き上げと吊り下ろし、倍力について)

レベル3(斜めブリッジ、担架の取り扱い)

レベル4(ロープブリッジ、中洲)

といった内容です。

ロープレスキューももちろんですが、ロープアクセス技術も指導していただける講習団体です。ほとんど経験のない方でもきちんと基本から法律から学べるかと思います。

オフィスR2ホームページhttps://r2roperescueropeacce.wixsite.com/office-r2

レスキュー専門ではないですが、以下の団体、会社も講習を開催しております。

アルテリア(ペツル正規代理店)

こちらは、ペツルの正規輸入販売を事業としている団体です。

講習事業がメインではありませんが、埼玉県にある本社に訓練施設が常設されており、ペツルの資機材の取り扱い要領やロープアクセスの基本、ロープレスキューまで講習が実施されております。

・ロープアクセス入門(全くの初心者向け)

・ロープアクセスⅠ(セルフブレーキ下降器ID等の使用経験のある方向け、基本的なロープ下降、登高)

・ロープアクセスⅡ(ロープアクセスⅠ受講済みの方向け:ロープtoロープ、ノットパス、宙吊り救出など)

・搬送技術Ⅰ(引き上げ、吊りおろしシステムやロープブリッジの基礎技術)

・搬送技術Ⅱ(ロープアクセスⅠと搬送技術Ⅰの技術を応用した救助技術を学ぶコース)

アルテリアホームページ https://www.alteria.co.jp/professional/講習会/コースのご案内/

株式会社 オンサイトシステム

こちらは一般企業向け、ロープ高所作業員の指導育成、作業員同士の救助技術など。

タワーレスキューやアリゾナボーテックスの組み上げも指導していただけます。

広島県の会社だそうです。

株式会社オンサイトシステムホームページ http://www.onsightsystem.com

一般社団法人 特殊高所技術協会

こちらもロープ高所作業員向けですね。

きちんと講習をコース化して、習熟度にあわせた講習内容となっています。

特殊高所技術協会ホームページ https://tkgs.or.jp

他の講習団体等もあれば、随時紹介してまいります。

一度、それぞれの団体のホームページにアクセスしていただいて自分にあった講習を受講していただけたらと思います。

念のために伝えておきますが、今回紹介した団体から紹介料などは一切いただいておりませんので。

今回は主にロープレスキューについて研修の紹介をしていきましたが、今後は火災や水難救助などの分野についても触れていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

質問等があればコメント欄に遠慮なくご記入ください。

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